ブルー・ムーン

© 2025 Sony Pictures Classics
笑顔の裏に隠された友情、出世、恋愛物語
リチャード・リンクレイター監督による俳優イーサン・ホーク主演の映画『ブルー・ムーン』には、どこか哀愁が漂う。映画は、『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』『ブルー・ムーン』で知られる有名なソングライター・コンビ、ロジャース&ハートこと、作曲家リチャード・ロジャースと、作詞家ロレンツ・ハートのあまり知られていない晩年を描いている。
1943年3月31日、演劇『オクラホマ!』が初めて上演された日の夜、作詞家のロレンツ・ハート(イーサン・ホーク)は、25年間もコンビを組んで仕事をしてきた相棒の作曲家リチャード・ロジャーズ(アンドリュー・スコット)が初めて自分以外の作詞家と組んで大成功した初日公演を観劇する。ハートは自分の居場所を失くして、バーのマスターや見知らぬ客に自分の過去の成功、哲学や最近気になっている20歳の女学生(マーガレット・クアリー)の話をするが…。
ハンサムで恋愛映画の主人公(特に同監督とのThe Before trilogy) だったイーサン・ホークが、中年男性に変身して若い女性に対してかなりの気持ち悪さを見せてくれる。だが彼が抱えているアルコール依存、これまでの恋愛失恋歴、長年の友情に終止符、そして時代に乗り遅れた芸術家という状況を考えると同情してしまう。映画はバジェットが少ないながら、俳優頂点に達したホークの1人劇にぜひ注目したい。
Media Screen Credits: Sony Pictures Classics, Mongrel Media , Star PR
Published: Japan Cabada Today

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