
©2024 Sony Pictures Classics
「Keep Breathing」の素敵な時間
舞台は夜のニューヨーク。JFK空港からマンハッタンに向かってタクシーが走る。運転しているのはSean Penn (ショーン・ペン)、乗客はDakota Johnson (ダコタ・ジョンソン)。ラジオから流れる曲もなく、二人は一言もしゃべらないまま映画はスタートする。
夜のライトのイルミネーションを見ながらクラーク (ペン)がタクシー業の抱えているグチをこぼす。自分も大きな問題を抱えているガーリー (ジョンソン)は、テキストしながら適当に相槌を打つ。
聞こえるのは彼らの会話と外の車の音。見えるのはトンネル、工事現場、渋滞と事故現場など、まるで2人と一緒にタクシーに乗っている感じがする。
まだやってみたい夢や過去の話で時間をつぶす二人。ここだけの話と悩みを打ち明ける彼女に、彼は自分の失敗や人生経験からさりげないアドバイスを語る。
最後までこの主役二人から目が離せない。もしかしてという期待も感じさせる。ダコタ・ジョンソンは可愛いし、ショーン・ペンは本当にいそうなニューヨークのタクシードライバー。彼の微妙な表情の変化は、さすがどんな役でもこなせる大物俳優の持ち味だと感じさせる。
昨年テルライド映画祭 (Telluride Film Festival)でプレミアし、トロント国際映画祭にも招待された作品。6月28日よりカナダ各地のシネプレックスで上映されるのでチケットはお早めに。
Director Christy Hall
Actors: Sean Penn, Dakota Johnson
100 min.
2024
Press Screening Credit: Mongrel Media Inc, Star PR, Sony Pictures Classics
Photo Credit: Sony Pictures Classics

© 2024 Sony Pictures Classics

