
動物園の虎の人生
現在世界に生存している20000匹ほどの虎の多くは動物園などで飼育され、野生で育っているのはたったの4000匹。イランに住むBengal tigerのマヤは子供の頃に妹と一緒に誘拐されて別々の動物園へ送られた。時々悪夢にうなされるマヤは幼い頃のトラウマを抱えているようだ。だがMohsenという飼育係とあまりにも仲が良いで噂をきいたある映画監督がマヤの映画を撮るこに決めた。ロケ地は60年ほど前にまだ虎が生存していたというCaspian Sea。初めて広大な場所で走ることをおぼえ、ハンティングもし出したマヤだが、捉えた獲物を殺せない。彼女は餌をもらうことにすっかり慣れていて野生には戻れないとMohsenは悟る。だが再び動物園に戻ったマヤはMohsenにも怒りをおぼえ、さらに妊娠させられて自分の子供を襲う…。イランのJamshid Mojaddadi監督は、自らおりの中に入って数年間のマヤの様子を写す。そしてロンドンに住むAnson Hartford監督はその映像を編集していったという二人の監督の共同作品。感動的なドキュメンタリーだが、動物を粗末にする人間の醜さにも考えさせられる。
監督:Jamshid Mojaddadi, Anson Hartford
Iran/UK イランとUK
2020、85分
言語:Falsi ペルシア語


