Director Werner Herzog

Director Werner Herzog ©2021 The Cinematheque

ヴェルナー・ヘルツォーク監督の世界にようこそ

今『最も大切な巨匠』といわれる、画面の鮮度で知られる映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク。正義感の強さでも有名で、良くも悪くも噂の多い話題に欠けない人物だ。60年以上にも及ぶフィクション、ノンフィクション映画製作の多くは70年代に集中している。時には『過激』と言われる彼の情熱と勢いは78歳の今でも衰えず、今でもただ真実を追い求めている。

1942年にドイツのミュンヘンで生まれた監督は、故郷で連合軍による空襲を体験した。『戦争』という組織的な野蛮行為に反し、人間本来の醜さや暗さを時には美しくも描いている。

今回The Cinematheque が選んだ、「Lessons of Darkness」特集には1966年以降、特に70年から90年代の珍しい作品が16本上映される。中でもHeart of Glass(1976)は、名俳優クラウス•キンスキー(ナスターシャ•キンスキーの父)が好演している傑作だ。

以前女優ニコール•キッドマンがプレス•コンフェレンスで、撮影時に監督に入浴シーンを提案したらかなり嫌がれたと告白し、監督の照れる顔が最高に面白かったと相手役のジェームス•フランコも語っていた。その時「もしかして自分はポルノを撮っているのではないか」と心配したという監督は超純粋なアーチスト。映画の上映期間は9月8日から11月後半で、詳しくは https://thecinematheque.ca/series/werner-herzog-lessons-of-darkness まで。

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