
Jimmy Carter: Rock & Roll President
~President on my mind~
古き良きアメリカが懐かしくなる映画
「何かを決める時は、自分がなりたい人にならなければならない」と笑う、ボブ•ディランの大ファンだったジミー•カーター大統領。ロックンロール好きでホワイトハウスでジャズコンサートを開き、マリファナも吸った大統領と噂された。黒人80%だったジョージアのピーナッツ農場出身で、幼少期はゴスペル音楽で育った。大学に入るまで白人の友達がほとんどいなかった彼は、ジョージア州知事になった時マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの写真をオフィスに持ち込んだ。人種差別問題に真剣に取り組み、人々に銃を向けず、爆弾も落とさず、そしてただ世界平和を訴えた(のちにノーベル賞を受賞)。音楽は人種の壁を超えて人々をつなぐと信じた元大統領のドキュメンタリーは必見。監督はメアリー•ワートン。
2020、96分
Merkel – Anatomy of a Crisis (Die Getriebenen)

噂にまどわされないで正義を貫く
ヨーロッパ中で最も先進国といわれるドイツ。ステファン•ワグナー監督の最新作はアンゲラ•メルケル独首相(女優イモジェン•コーゲ)。ストーリーは何千人ともいわれるシリアの難民をヨーロッパ諸国が受け入れるかどうか、国境を閉めるかどうかの決断を下すまでの約60日間に焦点があたる。メルケル首相は当時、ドイツで一番人気のある政治家だった。だが難民問題のせいで支持率が大幅に低下。国家が2分したため、自分の無力さを感じるまでになる。次々と問題が起こる中、やはり本来の人間性を重要視し、国境を開けて世界がうらやむようなドイツにしたいと決意。真のリーダーとは、と考えさせられるような映画。
Director: Stephan Wagner 2020, 118分

