アンジェリーナ•ジョリー Angelina Jolie

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Angelina Jolie ©2014 Universal Pictures
World premiere of "Unbroken"
Angelina Jolie at the “Unbroken” World premiere ©2014 KHAP/GG/GC Images

Director Angelina Jolie

どの時代でも「一番きれいな人」というのは苦労です。小さい頃から不必要な注目を浴び、全く知らない人から嫉妬され、自信喪失になっている人が案外多いのです。世界が誇る美女、アンジェリーナ•ジョリーさんについて個人的な好き•嫌いはともかく、彼女ほど人道的なボランティア、子供達を大切に育てているお母さん、そして見た目よりずっと良い夫婦でいる人は少ないと思います。「私なんか母親になる資格がない、子供なんていらない」と突っ張ってきた彼女が、アジアの孤児たちと出会い一人で育て、アフリカ人の長女を連れたブラッド•ピットさんと結婚しました。

2001年に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使、また2012年にUNHCR特使に任命され、これまでに数々の戦争の悲惨さを訴えて難民を支援してきたアンジェリーナさんですが、戦後の被災地へ自ら出向く数少ない俳優の中でも彼女の救済への貢献度は類を見ません。多くの女優兼監督・プロデューサーたちが映画祭で自分を魅せる作品をアピールする中、アンジェリーナさんは2011年の監督デビュー作『最愛の大地』でいきなりボスニア戦争で実際に起こった若い女性たちへの拘束問題を取り上げ、『アンブロークン』で故•ルイ・ザンペリーニさんの素晴らしさを訴えました。戦争はどこの国でも起こり得る、同じようなことがいつも怒っているのに「どうして一定の事実について話してはいけないの?」「戦争ではいつも事実を思い出したくない人、否定する人たちがいて、そういう人たちが怒るのは避けられない」と声も上げました。なぜかアカデミー賞にあまり好かれていないようですが、俳優一家出身でかなりの演技派です。

"UNBROKEN" World Premiere - Arrivals
Miyavi, Angelina Jolie & Jack O’Connell ©2014 Brendon Thorne/Getty Images

『Mr.&Mrs.スミス』から2度目の共演となる夫のピットさんもかなり真面目な方。今回も監督である奥さんとラブシーン中、カメラマンに彼女の体をできるだけ映させないようにカバーして、嫉妬丸出しだったそうです(笑)。今回この純粋なカップルが作った映画、やっぱり応援したくなりますね。

By the Sea

夫婦間のユニバーサルな課題を描いた話題作

設定は70年代のフランス。ある海辺を訪れたアメリカ人の作家ローランド(ブラッド•ピット)と彼の妻ヴァネッサ(アンジェリーナ•ジョリー)。夫婦仲がすっかり冷え切っていた二人は、現地の人や他の旅行者と時間を過ごすうちに、未解決である自分たちの問題に気がついていく。去年の『アンブロークン』に続くアンジェリーナ•ジョリー監督の第3作目は、主演、原作、プロデュースも彼女が手掛ける。原作は60~70年代のヨーロッパ•シネマと演劇にインスピレーションを受けたもの。夫であるブラッド•ピットは『Mr.&Mrs.スミス』以来の共演でプロデュースにも協力している。

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Angelina Jolie at Red Carpet ©2015 Univesal Pictures
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By the Sea ©2015 Universal Pictures
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