Vancouver News ウェディングドレス

ふたりらしさ」を演出するオリジナルな結婚式

~ウエディング業界が紹介する今年最新のトレンド~

2月20日、バンクーバー市内のローデンホテル(Loden Hotel, 1177 Melville Street)で同ホテルとウエディング・ベルズ(Weddingbells)雑誌社共同主催の「エディター・ピックス・ベスト・オブ・ウエディング・ベルズ 2014」が開催された。今回はそのパートナーであるサムシング・ブルー(Something Blue,ドレス)らバンクーバー市内の結婚業界各社が、今年の最新作を発表した。雑誌の読者などこれから結婚を考えている若い女性やカップル、約100人が招待された。

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Pink Dress by Something Blue Vancouver ©2014 maplepress.ca

ドレス

ホテルの最上階にある会場に向かうと、モデルが華やかなウエディングドレスを披露していた。ドレスはカナックスのホッケー選手夫人や国外の芸能関係者に人気のあるサムシング・ブルー社のもの。日本育ちのオーナーによると最近はボリュームをコントロールした、動きのあるエレガントなドレスが好まれているという。会場ではV-ネックで背中が大きくあいたシルクサテン、大輪の薔薇のような鮮やかなピンク、レースに小花が一つずつ刺繍されたドレスなどが目をひいた。しかし店では露出の少ない長袖レース、ウエストから広がるプリンセススタイル、ヴィンテージ風などの注文もあるそうだ。最近の花嫁はファッションに関係なく、自分の個性にこだわるようになったという。

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Simple white by Somehting Blue ©2014 maplepress.ca

セミナー

ドレス・ショーが終わると、この日トロントから参加したウエディング・ベルズ雑誌社編集長の、アリソン・マッギルさんによるセミナーが始まった。今年のカラーは花嫁がピンク系のドレス、花婿はブルー系のスーツだと紹介された。最近男性も黒やグレイのタキシードより、好きなブランドのスーツを好むようになった。普段と違う光る素材に自分カラーのネクタイを合わせ、独自のスタイルを探す花婿が多いそうだ。

ヘアスタイルと花

花嫁の髪は「ロマンテイック」で「エレガント」という編み込みがいつも定番だという。今年はさらにドレスに合わせた髪飾り、リボン、ヘッドバンドをつけるのが主流という。今回フラワーズ社の男性フローリストが出品したのはアイボリーに薄いピンクのバラのブーケだった。会場にも同じバラが飾られていて、キャンドルの光とともにやわらかい雰囲気を作っていた。マッギルさんはテーブルに今までのかっちりしたアレンジではなく、「オーガニック」をテーマに草花を無造作に置いて、ゲストが手で遊べるようにしてもよいと語った。

ケーキ、おつまみ、カクテル

可愛いロゴでおなじみのカップ・ケークス社が展示したのは日本でも人気のあるエクレアだった。小さく、一口か二口で食べられるサイズで、種類もチョコレート、ラズベリー、ピスタチオなどカラフルであった。マカロンのように食べかすが服についたりしないのが魅力だ。他にも小さいウエディングケーキやカップケーキが展示されていた。ホテルのおつまみはミニ・バーガー、ピザ、チーズやアスパラガスなど、全て小さくて一口サイズだった。ダイエットで我慢しないで、好きな物を少し食べようという新しい思考である。飲み物も自分達で考えたシナモンや蜂蜜入りなどテーマに合わせたオリジナルのカクテルやドリンクが選べるそうだ。

結婚式とリセプション

往来の結婚式は教会からリセプションまで全員が移動しなければならなかった。しかしローデンホテルにはホテル内で全てを行うウエディング・パッケージが用意されている。最上階のペント・ハウスにはセレモニー、リセプションの空間がある。眺めの良いチャペルに来たような屋外テラスで式を挙げ、となりの部屋で軽い食事、その奥にも部屋がある。この部屋の用途は自分で選べる。今回「サイレント・ディスコ」といってワイヤレスのヘッドホンからDJのライブ音楽を聴いて周りに迷惑をかけずに遅くまで踊れるという試みもあった。疲れたカップルには「サムシング・ブルー」というハネムーン・スィートが別の階に用意されている。白とブルーをベースに木目のベッド、リビング、ダイニング、バスがあり、くつろぎに必要なアクセサリーやドレスをかけるラックも用意されている。

ハネムーン

マッギルさんによるとハネムーンは花嫁がドレスと同じく妥協できない項目だそうだ。式後6ヶ月、1年先でも十分休みのとれる時期に出かけるのがおススメ。アフリカやイタリアなど二人だけで行きたい場所にスポットをあて、できるだけ贅沢に、ロマンティックに過ごす事が最優先になる。

今回のセミナーでは「オリジナル」という言葉が何度か繰り返された。従来の形式にこだわった「これをしなければいけない」でなく、自分でドレス、花、ケーキ、式場、ハネムーンを選ぶ。結婚式という人生の大イベントを、二人の主役が考えて演出する。ゲストも毎回違う結婚式が見れて大いに楽しめそうだ。

取材協力:

Loden Hotel (www.theloden.com)

Weddingbells (www.weddingbells.ca)

Something Blue (www.somethingbluevancouver.com) 日本語オーケー

結婚式のテーマは「自分らしさ」。これはサムシング・ブルー・バンクーバー社のオリジナルで、一輪のピンクの薔薇をイメージしたドレスです。やはり若い時に自分らしいドレスをオーダーしたかったですね。

 

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